電動アシスト自転車を知らない輩のでたらめコメント

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現在記事を追加修正中です。2026.9.5

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楽すぎて体が退化する ???

ネット上では電動自転車に関する記事をときどき見かけるのですが、中にはあまりにもでたらめで呆れるものも少なくありません。

電動アシスト自転車だけではなく普通の自転車を購入しようとしている方々にとっても大きな誤解を招くのではないかと危惧し、この記事を書いています。

以下はYAHOO! Japan 知恵袋で見かけたものを2件ほど。

質問その1

Q:電動自転車だと筋肉使わないから運動不足になりますか? 田舎に住んでおり、全てママチャリで移動しています。 2ヶ月くらい前に電動自転車に変えたのですが、最近体が疲れやすいというかダルイです。 何も生活は変わっていないのですが、もしかしたら電動自転車にしたことによる運動不足ですかね?

:まさに、その通りです。 人間は、動物であるという事を忘れてはいけません。 動物の体に備わった各種の機能は、 動く事によって正常に機能する仕組みになっているのです。 動かなければ、動けなくなってしまいます。 動けなくなってから気が付いても、手遅れです。 膝関節が痛くなる人は、動かない為に痛くなるのです。 デパートの店員さんが、仕事を終えて帰る頃になると、 足が浮腫んで靴が履けなくなるという話を聞きますが、 1日中、ほとんど歩かない為に、 血液が足に留まり、足が浮腫むのです。 心臓から頭へ送られた血液は、心臓の方が下にありますので、 スムーズに心臓へ戻ります。 ところが、足に下りた血液は、 歩く事によって、第2の心臓と呼ばれているフクラハギによって、 血管が圧迫されます。 静脈には、血液が逆流しないように、逆流防止弁が付いているのです。 だから、歩く事で静脈が圧迫されて、血液は心臓へ送られるのです。 動いている人で、足が浮腫む人はいません。 人間は、死ぬまで動物なのです。 便秘な物ばかりに頼りすぎない生活習慣を心掛けるべきです。 歩く場合は、片足を上げると、片足の全体重がかかります。 自転車の場合には、サドルに体重が乗せられるので、 歩く場合と自転車の場合には、天地の差があるのです。(原文ママ)

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14270509229

ここでいう電動自転車は「電動アシスト自転車」のことであると解して進めていきます。

そもそも質問がおかしいのです。ベッドに横になった状態で走れる電動(アシスト)自転車なのでしょうか。体がだるい原因は全く別の理由によるものでしょう。自転車は関係ありませんね。

回答もかなり的外れなのでここに掲載するのをちょっと躊躇したのですが、「ベストアンサー」になっているのでご紹介しました。

次はいくらか細かいところに触れている箇所があったので掲載しました。URLはメモをしていませんでした。上記よりも幾分まともな回答なのですが、若干補足しつつ意見を述べたいと思います。

質問その2

Q:電動自転車を購入しようか悩んでいるのですが、いいところは沢山あるのは分かるのですが、マイナス点を教えて欲しいです。
登録番号:1043004742jkl********さん の回答

A:私が日頃電動アシスト付自転車をお薦めしない理由です。 ①法律で定められた仕様で、電動アシストが得られるのは24km/hまでです。しかも20km/hを超えるとアシストが弱まるので、スピード出すには不適であり、飛ばせません。(強力なアシストが得られる速度は10km/h台です。) ②車体が重いです。普通の形の電動アシスト付自転車は20kg以上あり、上記①でアシストが切れるとただの重い自転車と化します。日頃17kgのナンチャッテ系クロスバイク(ママチャリのコンポーネントを多用した、本格的ではないクロスバイク)に乗る私自身でも、これは重くて取り回しとしても扱いにくいと思います。 ③電池が切れるとアシストがなくなって大変です。電池残量を気にしながら使うのは、ある意味煩わしいです。 ④電動アシスト付自転車の場合、ライトもアシストモーター用の電池が電源となっているため、同じく電池が切れるとライトが点灯しなくなります。冬場の日が短い時期だと無灯火となってしまいます。 ⑤(これは年寄りの愚痴と思われても仕方ありませんが)身体にハンディキャップがあるとか、お子さんを乗せて走る必要があるとかでない限り、自力で自転車を漕ぐべきだと思っています。 電動アシスト付自転車のアシストは実に痒い所に手が届くように、漕ぐ際に最も力を必要とする部分で強力に効きます。これに馴れてしまったら、電動アシスト無しの自転車なんか漕げなくなりますよ。身体が退化します。 ⑥車道は危険だからといって、そんな電動アシスト付自転車で歩道を行くと、ちょっと漕いだだけで意外とスピードがついてしまいます。歩道は徐行が原則ですが、モーターアシストのせいで半ば強制的に徐行ではない速度に達しやすく、歩行者にとって危険になってしまいます。(原文ママ)

回答内に番号が振ってあるのでそのまま利用します。

① スピード出すには不適であり、飛ばせません。
 24km/hを超えるとアシストは無くなるので、それ以上は単に重いだけの自転車になります。ロードバイクの巡航速度はおそらく25km/h以上でしょう。ご指摘の通りロードバイクの方が快適かつ高速で走ることができるでしょう。

② アシストが切れるとただの重い自転車
 私が所有している電動アシスト自転車は自重が25kgを超えるので確かに重いです。階段などの段差を持ち上げる場合は大変です。それ以外は普通の自転車と特に変わりません。車輪がついてるのですから押せば転がります。

③ 電池残量を気にしながら走るのは煩わしい
 突然前触れもなく電池が切れるわけではありません。満充電でどのくらい走れるのかは経験からわかりますし、平坦な道路ではアシストOFFにすればいいのです。もちろん電池切れでもアシストなしで走れます。

④ 電池が切れるとライトも点かない
 もともと付いているライトはトンネルに入ったときや周囲が暗くなると自動的に点灯するので便利です。でも明るさが十分ではないので特に地方では充電式のものを別に購入するといいでしょう。

⑤ 身体が退化する
 身体が退化する??? 「その1」と同様一番呆れ返った回答です。何もしないで寝てる方がまだましということ? モーターバイク(オートバイ)や自動車ならミイラにでもなると?  自転車は漕がなければ走らないし、モーターバイクでも自転車でも走行するときは全身でバランスをとるため体幹を十分に鍛える効果があるのです。

⑥ ちょっと漕いだだけでスピードが付いてしまい、強制的に徐行ではない速度に達しやすい
 全くもって論外。モーターが勝手に回転して暴走することはありません。

楽すぎて身体が退化するような自転車に乗ってみたいものだ、生きているうちに…

そもそも自転車は楽をするために作られたもの

ママチャリ、ロードバイク、アシスト自転車、どちらが運動になるかなど全く無意味

そもそも自転車は歩くよりも早く楽に移動できることを目指して発明されたもので、実用車いわゆるママチャリであるとか、長距離サイクリングや競技用に工夫されたもの、そして電動モーターによる最低限の助力が得られるものなど用途に応じて進化してきたわけです。

本格的なロードバイクでは、脚力を無駄なく走行エネルギーに変えるために細かいパーツにも工夫を凝らし、車体の軽量化も図っているのです。

オートバイを含む二輪車というのは、スタートからある程度の速度に達するまでが不安定なものです。

電動アシスト自転車は短時間で安定した速度に達することができるので、坂道の多い地域や子供さんの送り迎えなどにはとても便利なものです。

なのでどちらが運動になるのかなどと言う比較はそもそも意味が無いのです。

自転車様のものでトレーニングするならエアロバイクがおすすめ

もし自転車様のものでトレーニングをしたいのならエアロバイクをお勧めします。

自転車ならある程度スピードが乗ってきたら漕ぐのを止めても走り続ける、いわゆる惰性走行がエアロバイクではできません。

フリーホイールが無いので車輪だけが空回りするようにはなっていないのです。ひたすら漕ぐ必要があり、結構きついものです。自転車の比ではありません。

エアロバイクについては次の記事をご覧ください。↓

→ エアロバイクで体力錬成・・・楽しむなら自転車でサイクリング

ちょっとおふざけではありますが、ロードバイクとママチャリについての仮想問答を…

ロードバイクとママチャリについて問われたら、「質問その1」 と「質問その2」の回答者はおそらく次のように答えるのではないでしょうか。

タイトルの代替画像

Q:田舎に住んでおり、全てママチャリで移動しています。 ロードバイクに変えようかと思っているのですが、軽くてスピードが出るから運動不足になりますか? いいところは沢山あるのは分かるのですが、マイナス点を教えて欲しいです。

A:ロードバイクは長距離を非日常的なスピード感や爽快感を味わうことができます。そのため初期費用はかかるものの軽量化を図るために高価なパーツを多く採用し、車体だけではなく専用のペダル、シューズ、ウエア、ヘルメット、そして空気入れやパンク修理キットなど意外にお金がかかります。
それにロードバイクは住宅の裏道などではなく基本的にトラックなどの大型車が頻繁に走る国道などがメインとなります。

ロードバイクは普通チョイ乗りなどに利用されることはなく、走行前後には準備や片づけに時間がかかります。また一般的に長距離走行をするので、まとまった休日が無いと乗る機会が減ってしまいがちです。

人間は、動物であるという事を忘れてはいけません。動物の体に備わった各種の機能は、 動く事によって正常に機能する仕組みになっているのです。

運動はまとめて行うのではなく日々こつこつと続けることが効果的なのです。 ごくたまに乗る程度では運動効果はほぼありません。結果的に体は退化するでしょう。 動けなくなってから気が付いても、手遅れです。
人間は、死ぬまで動物なのです。 便利な物ばかりに頼りすぎない生活習慣を心掛けるべきです。

ママチャリは買い物かごを付けて荷物を運ぶのに利用することが多く、買い物等で日常的に使用するでしょう。

これに比べロードバイクは既述の通り毎日・・数十キロ走ることはほぼ無いでしょう。運動というものは継続してこそ効果があるものです。

ロードバイクとママチャリでは結果的に天地の差があるのです。

まとめ

スタートが楽である

アシストがあることによる利点は、まずスタートが楽であることが言えます。
一時停止が多い箇所では、右手でアクセルをちょっとひねるだけで発進できますが、自転車の場合は面倒に感じることが少なくないです。一時停止を無視して走る自転車が多い理由の一つかも知れません。

坂道発進では安定かつ安心感をもたらす

特に坂道の途中でも発進が楽なので、子供さんの送り迎えなどでもすぐに安定した速度になり、安全面でも一度経験すると手放せない思いがします。

子供の送り迎えにもアシストがあると安心感がある
坂の多い神戸市内にて

電動アシストだからスピードが出るということはない

また電動アシスト自転車ってスピードが出るんでしょうという話を耳にすることがありますが、ペダルを漕いだ分しかスピードは出ません。

しかも24km/hを超えるとアシストはゼロですから、普通の重い自転車になるだけです。モーターの力ではなくすべて自力で走っているのです。

坂道では助かるが、限界はある

またたしかに上り坂ではその恩恵を感じますが、ペダルにかけた力に応じてアシストするだけなので、疲れて漕ぐ力が弱まればアシスト力も低下します。

とくに幹線国道から離れた山道は、舗装がしてあってもカーブと傾斜がかなりきついことが多いです。

私は交通量の多い幹線国道を避けて山道を利用することが多いのですが、途中で自転車を降りて押して歩いたことは少なくありません。

最大のメリットは出かける気にさせてくれること

一番強調したいのは、坂道の多い地域に住んでいてもアシストがあるからこそ自転車で出かけようという気になることです。これは間違いありません。

観光地の史跡巡りで電動アシスト自転車をレンタルしたことがあるんだけど、スタート時や軽い上り坂での強烈な印象が過度な評価を生んでしまうのかもしれないな

(おわり)


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