【自転車】使ってみよう!自転車だってナビがあると便利。走行ログも残ります

eyecatch画像

自転車用ナビだって!? 
最初はそう思いました。でも道案内だけではありません。
遠出しても自分の力で帰らないといけないのです。
なので途中の通過予定、到着予定時刻の把握はもちろんのこと、経路上のアップダウンも表示するなど、計画を立てる段階からサイクリストに配慮したアプリといえるでしょう。

目次

NAVITIME JAPANの自転車ルート検索とスマホアプリの自転車ナビタイム

自転車ナビの実際のスマホ画面を見てみましょう

GoProで撮った走行中の動画にスマホのナビ画面を挿入しました

実際の自転車ナビ画面を6分間のサイクリングでご紹介します。

動画撮影のため走行中に画面の操作をしましたが、画面の凝視は避けましょう。実際には節電のため画面を消していることも多く、音声案内だけでも十分です。

トップ画面(下部にアイコンメニューが追加されました)

2025年2月 初期画面が変更になりました

ナビ画面とサイクルコンピュータがワンタッチで切り替え

このスマホアプリはナビ画面とサイクルコンピュータの二つで構成されています。

① ナビ画面はいわゆる地図機能で到着地、経由地の設定、ルート検索、音声案内などの機能があります。

② 一方サイクルコンピュータは文字通り走行時の速力、走行距離、走行時間、現在時刻、消費カロリーの表示、走行記録の保存などを行います。

そしてナビ画面とサイクルコンピュータはそれぞれワンタッチで切り替えられます。

ナビ画面とサイコン画面

ルートを設定して利用するには

1 .出発地(現在地)、経由地、到着地を入力して検索

2025年2月以降トップ画面が一部追加変更になっています(ホンのちょっとです)。

初期画面下部のアイコンメニューから「つくる」を選択すると下図画面となります。

ここで到着地および必要に応じて経由地を入力します。

ここでは到着地を設定してルートを検索します。到着地の欄をタップします。必要に応じて経由地も設定できます。

ルート検索

上図において到着地をタップすると次の画面になります。

各地点の入力方法には、地図画面で指定する方法とあらかじめ登録していた地点を入力する方法があります。

地点を選択する

自宅を選択すると自宅(前もって登録しておく)へのコースが表示されます。

到着地(目的地)の設定と地図上での確認

目的地が選択されると「到着」欄にその所在地名が表示されるとともに、地図上にはGのマークが表示されます。

決定された到着地が地図上に表示される
到着地(目的地)が表示される

検索ボタンをタップすると、下図のように出発地から到着地までの推奨ルート及びその区間の標高が表示されます。

目的地までのルートが地図上に表示された
コースと共に標高も表示

自転車なので標高の表示は参考になるわ

2.コースを呼び出して作成

① あらかじめ作成登録しておいたコースを呼び出します。

プレミアムプラス会員は初期画面メニュー「Myページ」から事前に登録したコースを呼び出して利用することもできます。

登録保存したコースを呼び出して作成

② コースが画面に表示される

スタート地点(S)から目的地(G)までのルートが緑色で表示される。

目的地までのルートが地図上に表示された
ルートと軌跡が表示される

③ 「ナビ開始」をタップしてスタート

ナビ開始」をタップします。次の画面で「走行ログ記録も開始する」にもチェックを入れましょう。

走行終了後、ログは保存できます。

ナビと走行ログ記録の開始の確認
ナビ開始の確認

設定したルートの変更はパソコンでは可能なのですが、スマホではできません。早く対応してもらいたいものです。

走行ログの保存と呼び出し

① 走行ログの保存

ナビを終了すると走行ログの保存確認画面になります。

走行ログを保存するか破棄するかの選択
保存をタップする

保存をタップすると日付の入ったタイトルが表示されますが、そのまま保存します。

1日に複数回走行した場合はその都度末尾に枝番、例えば(-2)などを付ければ上書きされず追加できます。

ログタイトルを記入、その日2回目であれば末尾に-2を付けると簡単
当日の日付によるタイトル案。そのままで良ければ「保存」

ログのタイトルを確認して「保存」します。変更もできます。

タイトル記入後「保存」をタップすると保存開始
タイトルが保存されます。無料会員は2か月間保存

走行ログは無料会員でも2か月間保存されます。呼び出して確認をすることができます。

NAVITIME ID登録
NAVITIME IDの登録(無料)をしていないと保存はできません。 登録すると登録メルアドに来た通知をタップして正規に登録が完了します。この時有料コースへの案内も届きますが無視して結構です。十分使い込んでから判断したほうがいいでしょう。

② 走行ログの呼び出し

保存した走行ログを見る

走行ログをタップするとこれまでの月ごとの総走行距離及び1ヶ月ごと(全然走っていない月を除く)の一覧が表示されます。

見たい月をタップするとその月のログが表示されます。

試しに2024年5月分を見てみましょう。5月の項目をタップします。

走行ログを確認する

2024年5月分が表示されました(下図)。

ログ一覧の内容説明

最上部にはその月の走った日数及びその月の総走行距離が表示されます。そしてその下には記録のある日ごとに走行時間、距離、平均速度、消費カロリーが表示されます。

また保存時に付けたタイトルも表示されます。このタイトルは編集することができます。

数値のデータだけではなく、この項目内をタップすると地図画面が表示されます。

15日(水)のどこか(赤枠内)をタップすると当日のサイクリングの軌跡が地図で表示されます。

過去ログから地図を表示

地図画面の下部にある標高の図を指でなぞると、その位置が地図上に●で表示されます。標高の推移をたどることができます。

ログの標高図上をなぞると地図上に位置が表示される
標高のグラフを指でなぞるとその位置が地図上に●で表示される

これはコースをプランするときだけではなく、走行後のログでも表示できるのには感心しました。

地図だけの表示になってしまったら、画面下の⇦で戻るとたぶんOK

【その他】コース作成と管理はパソコンで、利用はスマホで

ルート検索の条件を設定する

自転車専用のナビなので、通常一般車両が通らないような狭い道(あぜ道や林道など)も表示します。

またルート検索条件は割合細かい設定ができます。

①「ルート検索」の「条件」をタップする

条件設定ボタン

② 検索の該当条件にチェックを入れる

ルート検索時の「条件」ボタンをタップすると条件設定の画面になる

ずいぶん細かい条件設定ができるのね

カーナビ用とは違い自転車専用になるとかなり狭い道も候補に挙がります。「裏通り優先」にチェックを入れたところ、下の写真ようにこの先で合流するにもかかわらず狭い道の方を指示してきました。

都市部と田舎では状況も異なります。何度か検索条件を変えて試してみましょう。

行った先で合流するのに細い道の方を指示する
裏通り優先にしたためか、左の狭い道を指示された。先で合流するのだが…。

下図もナビに誘導されてきたところです。

昔は自転車も通れたのかもしれませんが、階段は避けてもらいたいですね (^^;)。

自転車を担いで行けってか
おいおい、この階段を担いで行けってか?
歩けないから石段にしたんだろうけど
ここも階段だ。昔は単なる坂道だったのか

アプリ付属のカメラ機能

上の写真でナビの情報が映り込んでいるものがありますが、これはナビのカメラ機能を使って撮影したものです。

ナビのカメラ機能を使うには

ナビのカメラ機能

コース作成はパソコンが簡単

コース作成はパソコンで行うほうがはるかに簡単です。作成保存したコースをスマホアプリで読み込みます。

また保存したコースは何度でもそのままで、あるいは修正して再利用ができます。

NAVITIMEサイクリングコース作成ページ → こちら

ナビタイムトップ画面

NAVITIME IDでログインします。IDを持っていない場合は、ログインをクリックしたときに登録の案内が出ます。

無料なので登録しておいた方がいいでしょう。有料コースへの移行も解除も簡単です。

自転車ナビタイムアプリをスマホにインストール

(使用スマホ:ソニーのExperia Ⅱ)

自転車用のナビアプリはいくつかありますが、ここで取り上げたのは「自転車NAVITIME」です。

「Playストア」で「自転車ナビ」と入力して検索すると関連アプリがいくつか登場します。

ここで「自転車NAVITIME」を選択してインストールします。

スマホアプリをインストール

利用コースは3つ

プレミアム、プレミアムプラスおよび無料の3つのコースがあります。無料コースは文字通り無料ですが、他の2つも最初の1ヶ月は無料で利用が可能です。

機能は以下の通り

会員料金表
自転車NAVITIMEのHPから

上図のように無料コースでもそこそこの機能は利用可能です。有料会員になれば機能強化が図れますし、またいつでも退会はできます。NAVITIME IDも取得しておきましょう。

NAVITIME IDがあると便利。

(おわり)

- 広  告 -

目次